壱夢庵漂流記(貧乏長屋のご隠居雑記)

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海外移住について(その1)

こんにちは、壱夢庵ひょっとこ斉です。

 
(隠居の身なので、あまり関係ないのですが)ゴールデンウィークでダラダラとしてしまい、また少しあいだが空いてしまいましたので、
今回は、最近見た記事をキッカケに海外移住について書きます。


キッカケとなったのは、世界3大投資家ジム・ロジャーズの直言です。


歴史的な円安や30年ぶりのインフレの中、これまであまりお金の勉強をしてこなかった日本の40代以上は今、どう行動すべきか?との質問に



できるなら日本以外の場所に引っ越すことですね。日本での残りの人生は良いものにはなりませんから。なぜなら40年後、日本は幸せな場所ではなくなっているはずで、それに備える必要があります。もしあなたが日本に留まるとしたら、困難な時代への備えが必要です。できるだけお金を貯め、お金について学ぶ必要があります。お金の知識は、本来誰もが学ぶべき人生の基本的な教養なのです。

と答えています。


あくまで、「これまであまりお金の勉強をしてこなかった日本の40代以上」が対象なので、自分は含まれていないことを祈りつつ、一応は海外移住も検討項目の1つに加えようかと思案中です。


10数年程前なら、東南アジア(主にフィリピン)で老後を過ごす高齢男性も多かったようですが、(あくまで一例だと思いますが)現地妻の家族に財産を取られ、日本に帰国することすら叶わなくなった人のドキュメント番組をテレビで観たことがあります。


しかも、今は他国の通貨に対して全般的に円安傾向なので、東南アジアといえども決して昔のように贅沢な暮らしが出来るわけではないようです。


以前、興味本位でアメリカの永住権取得方法を少し調べたことがありますが、現地に知人など最低でも手続き書類の郵送先となり得るアメリカ国内の住所が必要なようです。


当然のことながら、観光ビザでは数か月しか滞在できませんし、就労ビザでも延長の為にその都度、雇用主にも関わってもらう必要が発生しますし、解雇されれば、ビザ更新が困難になります。


日本から海外への高額の送金も難しいですし、原則として日本の社会保障は受けられなくなります。


それらのデメリットも考慮しつつ、プランBとしての海外移住生活も、今後考えていこうかと考えています。